* 新バージョンを準備中です。お問い合わせください。
※ 低濃度領域(0.5 mg/L以下)における測定用途の場合は、試料種、試料量について御記入いただき、弊社サポート (sales@ak-j.com) までお問い合わせください。測定の可否、プレパーレーション方法等についてご回答させて頂きます。
メーカー希望小売価格 65,000円/キット (合計50検体測定分)
※ 上記価格には、消費税は含まれておりません。
*本製品は研究用キットです。診断目的には使用しないで下さい
測定原理
本キットはキレート化合物を固定した固相抽出スピンカラムと発色試薬から構成されています。固相抽出樹脂に試料中の鉛(II)を結合させ、非特異物質を純水で洗浄後、硝酸により溶離、鉛(II)が濃縮されたアッセイ用検体を得ます。アッセイ検体中の鉛(II)と発色試液中のTMPyPとキレート錯体を形成させ、可視部の発色を観測することで、鉛(II)の濃度を求めることができます。(灰化されていない試料では無機鉛、灰化された試料では全鉛量が定量されます。)
鉛測定の意義
鉛は酵素中のチオール基と強固に結合し、その活性を阻害します。造血組織においては鉛によるアミノレブリン酸脱水素酵素及び、ヘモグロビン合成の阻害が貧血、ポルフィリン症、神経障害の原因とされています。経口摂取により消化管から吸収された鉛はほとんどが無機物として血中のアルブミンと結合し、一部が赤血球内に侵入しヘモグロビンと結合します。血流を介して全身を巡り、肝臓で解毒され、排泄物として常に体外に排出されるため、その濃度レベルは一定です。しかし、肝臓の解毒能を超える量の過剰な摂取をした場合には中毒症状を発症し、尿中の鉛もそれに応じて増加します。皮膚を通じた摂取の危険性がある特定産業、また、経口暴露量が成人のそれよりも高い幼児なども鉛暴露ハイリスクグループと考えられています。
測定条件(マイクロプレートリーダー)
測光波長:480 nm (476-490nm)
温度 : 25/30/37 ℃
ウエル : 96穴ウエル
*タンパク低吸着タイプが望ましい
性 能
・感度
精製水をブランクとして測定した時の吸光度は0.15 以下です。試薬をブランクとして200 μg/dLの鉛標準液を測定した時の吸光度は0.1~0.8の範囲内です。(スピンカラム適用時)
・同時再現性
同一検体を5回測定した時のCV値は10%以内です。
(鉛濃度が6-300 μg/dLの生物試料の測定時)
・測定範囲
6~500 mg/dL
(試料種により、5 mg/dL以下の試料測定時に±1 mg/dLの誤差、及び擬陽性として正の誤差を与える場合があります。このレンジにおける数値を検定する場合は事前に試行し、正確性を確認してください。)
・共存物質の許容範囲(スピンカラム適用時)
生理的濃度のFe, Cu, Znは測定値に影響を与えません。 Cdは5 mg/dLまで測定値に影響を与えません。*生理的濃度を超える過剰なアルカリ土類金属が共存する試料はスピンカラムでの吸着を阻害する可能性があるので、別途、アルカリ土類金属除去能をもつカラムで前処理してください。
※ メタロアッセイ 鉛 測定キットは、ppb-ppm レベルの微量なレンジでの定量を想定しています。本アッセイ系は現存するキレート試剤で最高の感度を有するポルフィリン類を採用しており、鉛の微量濃度における定量を可能にしました。
「メタロアッセイ 鉛 測定 LS-MPR」 によるアプリケーションデータ
キャリブレーターにおける直線性
濃度既知試料による正確性試験(鉛 測定LS-MPR、カドミウム 測定 LS-MPR)
試料種別の測定値への影響
※ バージョンアップにともないキット内容を変更致しました。(2011年7月26日)
キット内容詳細については、サポートコーナーのマニュアルを御参照下さい。
※ 低濃度領域(0.5 mg/L以下)における測定用途の場合は、試料種、試料量について御記入いただき、弊社サポート (sales@ak-j.com) までお問い合わせください。測定の可否、プレパーレーション方法等についてご回答させて頂きます。
メーカー希望小売価格 65,000円/キット (合計50検体測定分)
※ 上記価格には、消費税は含まれておりません。
*本製品は研究用キットです。診断目的には使用しないで下さい
測定原理
本キットはキレート化合物を固定した固相抽出スピンカラムと発色試薬から構成されています。固相抽出樹脂に試料中の鉛(II)を結合させ、非特異物質を純水で洗浄後、硝酸により溶離、鉛(II)が濃縮されたアッセイ用検体を得ます。アッセイ検体中の鉛(II)と発色試液中のTMPyPとキレート錯体を形成させ、可視部の発色を観測することで、鉛(II)の濃度を求めることができます。(灰化されていない試料では無機鉛、灰化された試料では全鉛量が定量されます。)
鉛測定の意義
鉛は酵素中のチオール基と強固に結合し、その活性を阻害します。造血組織においては鉛によるアミノレブリン酸脱水素酵素及び、ヘモグロビン合成の阻害が貧血、ポルフィリン症、神経障害の原因とされています。経口摂取により消化管から吸収された鉛はほとんどが無機物として血中のアルブミンと結合し、一部が赤血球内に侵入しヘモグロビンと結合します。血流を介して全身を巡り、肝臓で解毒され、排泄物として常に体外に排出されるため、その濃度レベルは一定です。しかし、肝臓の解毒能を超える量の過剰な摂取をした場合には中毒症状を発症し、尿中の鉛もそれに応じて増加します。皮膚を通じた摂取の危険性がある特定産業、また、経口暴露量が成人のそれよりも高い幼児なども鉛暴露ハイリスクグループと考えられています。
測定条件(マイクロプレートリーダー)
測光波長:480 nm (476-490nm)
温度 : 25/30/37 ℃
ウエル : 96穴ウエル
*タンパク低吸着タイプが望ましい
性 能
・感度
精製水をブランクとして測定した時の吸光度は0.15 以下です。試薬をブランクとして200 μg/dLの鉛標準液を測定した時の吸光度は0.1~0.8の範囲内です。(スピンカラム適用時)
・同時再現性
同一検体を5回測定した時のCV値は10%以内です。
(鉛濃度が6-300 μg/dLの生物試料の測定時)
・測定範囲
6~500 mg/dL
(試料種により、5 mg/dL以下の試料測定時に±1 mg/dLの誤差、及び擬陽性として正の誤差を与える場合があります。このレンジにおける数値を検定する場合は事前に試行し、正確性を確認してください。)
・共存物質の許容範囲(スピンカラム適用時)
生理的濃度のFe, Cu, Znは測定値に影響を与えません。 Cdは5 mg/dLまで測定値に影響を与えません。*生理的濃度を超える過剰なアルカリ土類金属が共存する試料はスピンカラムでの吸着を阻害する可能性があるので、別途、アルカリ土類金属除去能をもつカラムで前処理してください。
※ メタロアッセイ 鉛 測定キットは、ppb-ppm レベルの微量なレンジでの定量を想定しています。本アッセイ系は現存するキレート試剤で最高の感度を有するポルフィリン類を採用しており、鉛の微量濃度における定量を可能にしました。
「メタロアッセイ 鉛 測定 LS-MPR」 によるアプリケーションデータ
キャリブレーターにおける直線性
濃度既知試料による正確性試験(鉛 測定LS-MPR、カドミウム 測定 LS-MPR)
試料種別の測定値への影響