製品サポート

お問い合わせ先

  • メールでのお問い合わせ

    sales@ak-j.com
  • お電話でのお問い合わせ

    043 – 227 – 6767

    (月曜日-金曜日 9:00-17:00)

 製品のサポートに関しましては、ご使用の製品コード・ロット番号・ご購入店・ご購入日・開封日を明記の上、上記のサポートアドレスまでメールにてお問い合わせください。なお、送信の前に、よくあるお問い合わせ一覧に目を通していただけますようよろしくお願いいたします。

よくあるお問い合わせ

【製品・性能に関する Q&A】

  • Q: 製品に保存料は含まれていますか?

    A: 保存料の多くの成分は毒劇物に該当する場合がございますが、本製品はこれを含んでおりません。研究施設にて安全に取扱い頂けます。取扱い説明書の保管方法で、お早めにご使用下さい。

  • Q: 製品に毒劇物は含まれていますか?

    A: 本製品には国内法で指定されている毒劇物は使用しておりません。安全性、廃棄方法についてはMSDSを参照してください。

  • Q: 他の金属の妨害をどの程度ブロックしているのか知りたい

    A: 例えば亜鉛試薬の場合、生体試料中最も高濃度に含まれているアルカリ金属、アルカリ土類金属による測定値への影響はありません。

     もし、影響を受けるとすれば、遷移金属であるFe, Cu, Ni, Coですが、それぞれの元素に対してマスキングしているため、血清異常高値となる5ppm程度の遷移金属が含まれていても認証値から10%以上逸脱することはありません。

  • Q: 細胞を剥がす際に、SDS、Tritonをデタージェントとして使用しているが、メタロアッセイキットで測定する際に影響を及ぼしますか?

    A: 本キットは、あらかじめアニオン、ノニオン系デターシェントやDTTが含まれていることを想定し設計されているので測定値に影響はありません。(プロテアーゼインヒビターカクテルはEDTAが含まれていることがあるので、これを含まないライセートとしてください)

  • Q: 前処理方法は試料ソースによりことなりますか?

    A: デタージェントによりセルを剥離溶解したライセート、TCAサンプル、あるいは抽出液となったものであれば特別な前処理は不要です。共存タンパク質、脂質などのデータへの影響はありません。

  • Q: 過去に取得した測定データとの差異について

    A: 本キットの発色原理は臨床検査法提要、及び専門誌、専門学会等でオーサライズされた原法を基にしており、各種従来法、認証方法と良好に相関します。論文作成時の実験項目に記載すべき原法については各製品マニュアル中に参考文献として記してありますので、それを引用してください。(取扱説明書については、弊社websiteの製品情報から最新のものがダウンロード可能です)

  • Q: 測定試料の採取・保存方法について

    A:

    1)血清・血漿
    抗凝固剤を使用する場合は、クエン酸ナトリウム、フッ化ナトリウム、ヘパリンナトリウムの使用をお勧めいたします。EDTAは測定に誤差を与えますので、使用しないで下さい。採取した試料は冷凍にて保管して下さい。
     
    ※リチウムTDM測定LS、メタロアッセイオートリチウムTDMはヘパリンリチウムによって影響を受けますので、他の抗凝固剤を使用して下さい。
    ※レドックスアッセイ チオール測定キット・メタロアッセイリチウムTDM測定LSはEDTAの使用が可能です。
      
    2)生体組織
     試料を採取した後、生理食塩水で洗浄し、表面の血液等を落として下さい。
     採取後すぐに処理を行わない場合は、冷凍にて保管して下さい。
     ホルマリンは添加しないで下さい。

      
    3)細胞
     RIPAバッファー等のライシスバッファーにてライセートにしてください。
     採取後すぐに測定を行わない場合は、冷凍して保管して下さい。
    ※プロテアーゼインヒビターカクテル、ライシスバッファーには、EDTAが含まれている場合がございます。EDTAは測定を妨害いたしますので、EDTAを含まないものを使用して下さい。
      
    4)尿
    金属、TACを測定する場合
     採取後すぐに測定を行わない場合は、冷凍して保管して下さい。また、蓄尿を行う場合は蓄尿バッグへの吸着やサンプルの変性を防ぐために、塩酸を加えて酸性蓄尿としてください。目安は6M HCl 10mL/1.5L尿 です。
    バイオピリンを測定する場合
     採取後すぐに測定を行わない場合は、冷凍・遮光して保管して下さい。測定試料の調製を行う際も、なるべく光に当てないようにしてください。

【操作方法に関する Q&A】

  • Q: 製品に、96-ウエルは付属していますか?

    A: キット内容に96-ウエルは、含まれておりません。御使用の際、96穴のウエルをユーザー様で別途ご準備下さい。汎用品でも問題なくご使用頂けます。ただし、ELISA用のマイクロプレート(イムノプレート)はご使用いただけません。

    ※レドックスアッセイ バイオピリンELISAキットのみ、抗原固層化マイクロプレート、および1次反応用の96穴マイクロプレート(未処理)がキットに同梱されています。バイオピリンELISAキットはこちらをご使用ください。

  • Q: 常温保存可能ですか?

    A: できません。キットは冷暗所(2-8℃)で保管してください。開封後は、密閉の上、1ヶ月以内に使用して下さい。

  • Q: 分光光度計での測定も可能とありますが、測定可能回数は、どのくらい減るのでしょうか?

    A: 当キットは0.24~0.25 mL(96-well)/1アッセイに合わせてあります。微量キュベットはこれと同等のダウンサイズされた容量の製品も販売されています。1mL容量の微量キュベットの場合は0.75 mL程度のアッセイボリュームが必要ですので当キット記載の測定数は3分の1程度となります。

  • Q: 測定可能な試料のpHの範囲はどのくらいですか?

    A: アッセイ可能な検体のpH範囲は2~7です。当キットは最適な発色pHになるような緩衝処方となっています。従って、一般的な分析操作で供される酸、アルカリは測定系に影響を与えません。

【アプリケーションに関する Q&A】

  • Q: 動物検体の血清微量金属や酸化ストレスマーカーの測定に使用したいのですが可能ですか?

    A: 本製品は免疫抗体法ではないため、動物種に依存せず、測定する事が可能です。

    また、レドックスアッセイ・バイオピリンELISAキットは免疫抗体法ですが、動物種に依存いたしません。
    ※バイオピリンは、ビリルビンの分解産物であり、動物種によって基本構造が異なることはありません。

  • Q: 環境水(井戸水・水道水・河川水等)の微量元素、微量金属の測定に使用したいのですが可能ですか?

    A: メタロアッセイ LSシリーズは、生物試料を対象にしたライフサイエンス用のキットです。環境水の測定にはメタロアッセイテストシリーズをお奨め致します。

  • Q: 毛髪・爪に蓄積されている重金属・金属の定量測定に使用したいのですが可能ですか?

    A: 塩酸グアニジンによるタンパク変性溶解、あるいは酸分解等により試料を可溶化させ、メタロアッセイキットで分析することができます。無機イオンとしての測定の場合は、前者のみ、有機金属を含めた全金属量を測定する場合は後者の可溶化処理を推奨しています。

  • Q: 植物の抽出液中の微量元素の測定に使用可能ですか?

    A: 植物抽出液はダイレクトに測定することができます。

  • Q: 海産物(牡蠣、ホタテ等、貝類、藻類)に含まれるミネラルの定量分析に使用可能ですか?

    A: 試料ソース中で可逆的に結合解離できる化学種であれば前処理なしで直接定量することが可能です。(例えばタンパク質に結合している化学種、有機酸などに配位結合している化学種)

【アプリケーションに関する Q&A】

  • Q: 学生を対象にした実習で使用したいのですが、まとめて購入可能することは可能ですか?

    A: 使用状況に合わせて、内容量、包装形態等、柔軟に対応致します。詳細については、弊社営業部までお問い合わせ下さい。当社のキットは簡単なボシュロム比色計、分光光度計で測定が可能です。吸光光度法のレクチャーにぜひご活用下さい。

  • Q: 外国への送付も可能ですか?

    A: 別途御案内致しますので、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

  • Q: バルク販売可能ですか?

    A: 対応しております。詳細については、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

  • Q: 納期は、どのくらいですか?

    A: 販売代理店様を通して御発注の場合は各販売代理店様にお問い合わせ下さい。